★平成22年6月新規開業いたしました。★
 
 


 心療内科・精神科・神経科をお探しなら神戸市東灘区の大原こころのクリニックへ 

 

rss

物忘れ・認知症について(1) :”認知症”という言葉

物忘れ・認知症について(1) :”認知症”という言葉

 

認知症という言葉は2004年頃に導入されたもので、医師が使用する用語としては当初より抵抗感があったことを記憶しています。しかし最近では認知症という語は完全に定着し、痴呆症という用語に絡み付いていた否定的なものが取り払われた感があり、言葉の持つ力に驚かされます。もっとも再び”認知症”を”認知””ニンチ”と省略された三語で、世間で使用されている状況はいただけません。人はどうも、自分より弱者に攻撃の矛先を向けるのが好きなようです。

・・・型認知症というような使用では気にならないのですが、”認知症”という用語が放つ一塊で漠然として未分節な感じが私自身は好きになれません。とは言うものの使用しておりますが・・・医師として大事なことは、その認知症の正確な診断名が診断でき(確定できないとしても幾つかの可能性に絞ることができ)、幻覚、妄想、その他の周辺症状への治療方針の決定が、診断名より導きだせることと考えます。診断名がわからず、右往左往していては困りますね(文責、大原一幸)。

2015-01-16 14:12:42

認知症について